トラックドライバーが知っておきたい成田空港貨物搬入の最新情報!

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 トラックドライバーの皆様お疲れ様です。成田空港の貨物搬入の手順が、2023年4月3日新しく上屋と連携したバース予約システムの運用を始める事ご存じでしたか?

 今回システム導入により一手間増えます。増えると言っても作業効率待機時間の削減労働環境の改善ができるので喜ばしい事です。

 「しかし・・・やり方がわかんねぇ・・・。」

 という悩みをできるだけ簡単に解説していきたいと思います。この記事では成田空港への貨物搬入バース予約システムによる搬入手順を紹介いたします。

成田国際空港貨物地区 - バース予約システム -
成田国際空港貨物地区 – バース予約システム –
開発元:Computer Engineering & Consulting Ltd.
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貨物搬入の新システム導入の理由

 2023年4月から導入された新しいシステムによる搬入方法。その理由は貨物搬入時の問題点でした。

成田空港の貨物搬入における問題点とは?

  • 貨物が集中してトラックの待機列が一般道まで流れてしまった。
  • 搬入の順番がおろそか。(どこに並んで、どのトラックの次か分からない。)
  • 貨物地区内に順番待ちで待機しているトラックの路駐(渋滞)。

 千葉県成田市にある成田国際空港(NAA)の田村明比古社長は、成田空港に貨物が集中してトラックの待機列が構内道路から一般道に流れたことに対し、問題を重く受け止めて改善に取り組むこととなりました。

 この取り組みにより、上屋への搬入業務に従事するドライバーの労働環境(ストレス軽減)を改善し、トラックの路上滞留を解消することが目的です。また、上屋との作業連携を強化し、作業効率化にもつなげることができます。

 成田空港へ貨物の搬入には暗黙の了解みたいな雰囲気があり、初心者や慣れない人にとっては泣きが入ります。この、暗黙の了解がめちゃくちゃ厄介で「そんな事も知らねぇで搬入きたの?」と言われかねない始末・・・。

トラック待機場を開設し、搬入事前予約システムの運用を開始

成田ドライバー待機所

 トラック待機場の新設と事前予約システム(スマートホンアプリ)の導入により、同空港の北部貨物地区の混雑解消を図るのが狙いです。※スマホが無い、もしくは忘れた場合は、ドライバー待合施設内にあるタブレットからも事前予約できます。

成田空港トラック待機場

 新たな待機場は、約7500平方メートルの旧JAL補給ビル跡地に位置し、10トントラック約60台が駐車可能で、管理事務所にはチェックインルームが備えられています。

成田空港のトラック待機場開設で貨物搬入作業がスムーズに!

トラック待機場の場所は下の地図を参照して下さい。※航空地図は分かりやすくする為、上下逆に添付しています。

トラック待機場
画像引用:成田国際空港株式会社
画像引用:成田国際空港株式会社

成田空港貨物搬入の手順

 成田空港への貨物搬入手順は以下の流れになります。基本はスマートフォンからの予約が便利です。事前予約をして、トラック待機場に向かい車番読み込み(AIで自動画像読み取り)で搬入OK、もしくは待機がわかります。

画像引用:成田国際空港株式会社

過去と新しい搬入手順の比較

 過去と新しい貨物搬入の手順の違いを比較してみると・・・?

過去の搬入手順

1.とりあえず、貨物地区内へ入場

2.搬入先の航空会社へ受付、書類の引き渡し。

3.搬入場所、順番を確認。 (※明確な待機場所がなく、搬入受付時に書いた自分より前の車番を探して後ろに並び、暗黙の了解で待機・順番待ち。)

4.順番が来たら搬入指定場所へ。

5.搬入。

新しい搬入手順

1.貨物地区内へ入構する前に事前予約。

2.トラック待機場へ進入。

3.表示がで呼出し→貨物地区内へ入場。
表示が黄色で待機→そのままトラック待機場で待つ

4.待機の場合、順番が来たら電話でお知らせが来る。

5.貨物地区内へ入場→搬入先航空会社へ書類提出→搬入。

  これまでは貨物地区内へ『まず入場』でしたが、新しい搬入手順は一度トラック待機場に向かいます。予約した順番はAIのカメラで車両ナンバーを読み取り、管理されることになります。

トラック待機場AIカメラ

 必ずトラック待機場に向かい、AIのカメラで車両ナンバーを読み取りさせなければ、予約した搬入先上屋との連携がとれないのでいつまでたっても搬入できません。

 これまでは、搬入先に行ってから混み具合を把握したりどの列に並べば良いのかあやふやでした。しかも、待機トラックだらけでどうなってるのか分からない!!

 新しいシステムでは、「予約してトラック待機場で来たことを確認→順番が来たらお知らせ→上屋へGO!」という流れなのでスマートな搬入が可能になりました。

スマホで予約!搬入の流れ手順。

 スマホで予約、搬入の流れです。アプリをダウンロード(無料)して必要事項を入力しましょう。アカウント無しでも予約できますが、頻繁に利用する方はアカウント作成が楽。なぜなら、名前、車のナンバー、連絡先の入力の手間が省けるからです。

成田国際空港貨物地区 - バース予約システム -
成田国際空港貨物地区 – バース予約システム –
開発元:Computer Engineering & Consulting Ltd.
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・ダウンロードが完了したらアプリを開き1.ログイン2.輸出をタップ3. 日付を選択して予約にすすみます。※輸入はまだ、運営されていません。

スマホLogiPull予約
1.ログイン
スマホLogiPull予約
2.輸出をタップ
スマホLogiPull予約
3. 日付を選択して予約にすすむ

・日付を選んで「予約にすすむ」をタップすると、予約登録(基本情報)→予約内容詳細に進みます。

スマホLogiPull予約
4.上屋情報「1か所目」をタップ
スマホLogiPull予約
5.項目を入力。
スマホLogiPull予約
6.搬入先上屋を選択 ※必須

 以上がスマホによる「LogiPull入力」の流れになります。初めは戸惑うかもしれませんが、慣れてくれば簡単です。詳細と注意点をまとめたので参考にして下さい。

・1番のログイン時、アカウント無しでも予約できるが、トラック車両の情報をその都度入力しなければいけないのでアカウント作成の方が楽。

・スマホ忘れ、充電切れの場合は待機所のドライバー待合室の端末からも予約入力可。

・搬入先が複数ある場合、「4」の上屋情報に2か所目、3か所目・・・を入力。

・搬入順に入力なので、「3」の画面で予約混雑状況を確認しながら順番を考える。

「5」の上屋会社は必須項目なので、「6」番目の上屋選択から搬入先をタップ。

ルーズ…「ばら積み」と、インタクト…「網掛けされたパレット(BOXコンテナ)」の違い。

ルーズ
<ルーズ>
インタクト
<インタクト>

・搬入1件目が終了後、2件目の搬入用意ができ次第、自動音声案内TELにて連絡がきます。混雑していなければスムーズにいけますが、連絡がなければ貨物地区内の天浪トラック待機場で待ちましょう。

・南部貨物地区は今現在、対象外です。

 ANA輸出貨物搬入の注意点!!

 LogiPullによる予約アプリの登場により、ANA輸出貨物搬入でやらかしてしまった体験談を話します。ANA独自使用、予約アプリ「モノフル」と、受付と貨物の搬入場所が違ったという事例です。

ANA独自使用、予約アプリ「モノフル」

モノフル
モノフル
開発元:株式会社モノフル
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 2023年4月にLogiPullが導入する前、ANAではトラック受付/予約サービスアプリ「モノフル」を使用していました。何をやらかしてしまったかというと、「LogiPullはあるけど、モノフルはモノフルで予約しないといけないのかなぁ?」という疑問。

 という事でLogiPull予約せずに、直接ANAカウンターへ受付。実際に、LogiPullが導入された直後もANAカウンターにも端末があり、「やはり、これはコレなのか?しかし、これもやるんか?」と疑問に思いながら入力。

 その後、待てど暮らせどモノフルから連絡なし。シビレを切らし、知らんぷり作戦で搬入場所へ強行突入!!すると、後から来たおっさんが、


おっさん:「次、俺っぽいんだけど連絡きてる?」

ワシ  :「予約(モノフル)したけど、連絡来なくて…。」

おっさん:「ちゃんと順番通りに並べ!コンピューターがそうなってんの!!」

ワシ  :「こ、こんぴゅーたー…?‥ですか?…わかりました…。」


 その後わかった事なのですが、すでに「モノフル」は機能しておらず連絡がくるはずない!!ならば、なぜカウンターに端末を置くんだよぉ・・・!しかもスマホには項目があり、受付できる状態。

モノフル倉庫受付

 LogiPull予約が開始された直後だったので、何かあった時の為、もしくは撤去してなかっただけかもしれません。

 新しくなった予約システムを知らず、久々にきた業者が「モノフル」予約でトラブル発生!のような事がしばらくありそうなので「こんぴゅーたー」には、ご注意を!!

羽田空港のANAに貨物搬入の場合は、「モノフル」を使用する事になっています。

 2023年8月頃より「モノフル」廃止で、新システムを導入するようです。

カウンター受付と貨物の搬入場所

 成田でANAに貨物搬入する場合、搬入場所が第1貨物ビル/第4貨物ビルでも、一度受付のため第7貨物のカウンターへ行く必要があります。その後、LDR(エルディーアール/貨物引渡書)を持って各場所へ向かいます。

 ここでやらかしたのが、搬入する場所が第1貨物ビルなのに、受付しなければいけないと思ったのでLogiPull予約を第7貨物ビル(受付カウンター)にしてしまった事。つまり、最終的な搬入場所でなく最初に行く受付を選択してしまった事です。

ANAは搬入先がいくつかあるので、確認と注意が必要です。

ランクス

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